O様邸 基礎工事

前回、地盤改良の様子を

 

お伝えしたO様邸

 

今回は基礎工事の様子を

 

お伝えします。

平面図を基に基礎伏図という図面を作成し

 

図面をもとに 鉄筋を組み

 

工事写真を管理し 検査を受けます。

 

耐圧盤コンクリートを

打設後は

 

間仕切り通りに型枠を組み

 

さらにコンクリートを

 

打ち込んでいきます。

 

アンカーボルト ホールダウン金物

 

指定の位置に 指定の深さで。

 

そうこうしているうちに

 

近隣の住宅メーカーさんも

 

建物の形が出来上がっていました。

 

当現場は養生期間を置いた後

 

型枠の脱型。

 

じゃんか(空隙)なども無く

 

質のいい基礎が完成。

建物完成すると

 

設備の外部配管しにくくなるため

 

建方の前に 外部の配管を

 

進めておきます。

建物の内部も

 

給湯 給水 排水を接続。

合わせて土台を設置し

 

建方の準備を行うことに

 

安全に作業できるよう

 

外部足場を組みます。

 

 

 

ここで着工前からの問題点が具体的に見えてくる。

 

建物が前面道路に近いため

 

クレーンスペースが取れないかもという問題。

 

設置場所の検討を重ねるも

 

クレーン屋の社長さんから

「当日行ってみるけど、旋回できないかもしれない。どうする?」

 

「対策は考えていきますが、その時はその時で・・・」

 

ここでギリギリを攻めた設計に不安を覚える。

 

そして、現場監督として責任者として最悪のこともよぎる。

 

電線や柱や梁 障害物だらけで上手くいくでしょうか。

 

詳細は次回報告いたします。

 

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S様邸のキッチンリフォーム

キッチンをリフォームの時は

 

まず、仮のキッチンを設置します。

 

今回は 最終的にリフォームする

 

和室に設置場所を計画します。

 

給水排水を立上げ、クッションフロアを

仮にしきました。

 

壁は既存のままなので

 

汚れないようボードをセット。

現在使用しているキッチンを

 

解体していきます。

 

30年近く使用してきたキッチンのまわりは

 

長年の汚れでお疲れのよう。

外壁に面していない壁の下の部分が

 

結露により黒ずんでいます。

 

根太の間から壁内へ冷気が入り

 

結露する現象 通称なみだだけ

 

 

外壁の一部を解体していきます。

壁 天井 床を撤去していきます。

 

構造は腐食もなく

 

非常に良好な状況。

 

床下は乾燥しており

 

こちらも非常に良好な状況。

床下は断熱材が入っていましたが、

 

性能不足もあるので

 

スタイローホームを再充填

 

 

 

床下からの冷気が壁の中に入ることで

 

壁の結露の原因となります。

 

断熱材を入れるだけでなく

 

気流を止める必要があります。 

断熱材を折り曲げ

 

気流をとめます。

 

外壁側だけでなく 内壁部分も同様に

壁と天井の断熱材も

 

グラスウールを充填。

 

 

壁も同様に

 

丁寧に充填していきます。

造作により対面キッチンの

 

壁がつくられました

 

次回はキッチンとカップボードの組み立て

 

外壁工事 内装工事なります。

 

 

 

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O様外構工事

今回は昨年竣工したO様邸の

 

外構工事の様子を

 

建物の基礎工事の段階から

 

外構の計画があり合わせて

 

土間のコンクリート下準備が進んでいました。

コンクリートを打設し、

 

しっかり養生期間を置いた後

 

ウッドデッキの施工が始まります。

 

まずは墨だし。

 

束の位置を検討し、金物の位置を出していきます。

束は 8×8 64本

 

長尺から切り出し 金物でセットしていきます。

 

仕上がりから逆算し 根太 大引きを

 

ビスで固定していきます。

部材はすべて樹脂ですが

 

丸ノコ や釘 ビスも

 

しっかり効く素材で

 

耐久性も十分あります。

根太が終われば

 

床板の敷き込み。

 

付属の金物を使用し固定していきます。

慣れない作業ともあり

 

ここまでで4日

 

ゴールはもう少し。

 

全面にステップを延長し完了。

 

 

奥には一時取り外ししたエアコンの

 

屋外機を復旧

 

外水栓を取りつけしました。

数日後、

 

植栽が植えられ工事完了です。

 

 

緑を見ながら ウッドデッキで水遊び

 

素敵な環境が整いました。

 

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O様邸 着工です。

時はさかのぼること5カ月前

 

初めて建設現場へ向かうと

 

うっすらと雪が

 

「ここが現場か~」と

 

周辺の様子を頭に焼き付け

 

プランを作成することに。

北道路が…  家族構成が…

 

将来設計…  周辺予想…

 

一つの案がまとまり…

 

正式に工事の依頼をいただきました。

着工の日を迎える

 

と言ってる間に隣地には

 

コンビニができている。

 

そう、隣には住宅が建ち始める。

敷地条件からいくと

 

配置的には4方ぎりぎり。

 

地縄の時点ではその後の苦労は

 

まだわからなかった。

 

 

地鎮祭で工事の安全を祈願し

 

工事の着工です。

 

地盤調査の結果地盤改良要との判定

 

改良の方法を検討し

 

 

改良当日、重機の搬入しセメントの搬入。

 

近所の現場では クレーンが2機

 

生コンポンプ1台 生コン車

 

そして当現場で重機とセメントの搬入。

現地の土のセメントを混ぜる

 

セメント柱状ではなく

 

掘削した穴にセメントミルクを流し

 

安定した品質を補強体を

 

形成できるそうです。

掘削するケーシングも

 

細いのが特徴の様です。

 

 

地盤調査結果をもとに

 

今回はケーシング径216㎜

 

改良深度は5.75m

 

45本。

 

 

ケーシングを引き抜くと

 

硬化前のセメントミルクが

 

基礎の高さに合わせて

 

管理されます。

打ち込み機械が

 

高圧線 電話線との

 

距離を保ちながら

 

建物の位置に補強体を打ち込みます

 

ここでもぎりぎり。

改良が完了すると

 

地盤には等間隔で施工のあと

 

もぐらが出入りした後のようにも

 

見えます。

いっせいに分譲したため

 

工期が重なるのはわかりますが

 

こんなにも混むもんでしょうか。

 

たちまち通行止めになってしまいます。

現地盤が高いため

 

全体にすきとり。

 

いよいよ基礎工事の着工です。

 

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