前回は 地盤改良の様子を報告しました。
2回目の今回は基礎工事を報告したいと思います。
基礎工事の基準となるもの 水盛遣り方(みずもりやりかた)をします。
建物の基準となる位置(芯)と高さを出して
基礎工事のスタートです。
建築技術がどんなに発達しても、この水盛やり方は長年の間
変化せずに残っている優れた方法なんです。
先人の知恵に感謝。
根切(土を掘削し搬出)が完了すると、
湿気が建物の中に入ってこないように防湿シートを敷きます。
シートの重なりに注意しながら施工していきます。
型枠を外周部に組立し、
鉄筋を決められた径、決められた間隔に並べ、結束していきます。
設備工事の配管も忘れずに。
図面通りの仕様になっているか・・・
各種検査を受け、いよいよコンクリート打設。
続きは次回へ。
大谷小学校跡地に 住宅団地が分譲され数年。
残念ながら売買契約はなく更地のままでしたが、
町営アパート(貸家)が建設されることになりました。
当社にて内1棟建築を請け負うことになりました。
その工事の紹介及び、進捗状況をブログにてアップしていきたいと思います。
まず、設計図に従って、建物の位置を出します。
地盤にセメントと水を練ったもので撹拌しながら、
強固な柱を形成していきます。
直径約60センチのセメント状の柱を
全部で48本形成していきます。
48本で家全体を支える、大事な工程になります。
約89㎡の住宅なので、杭同士が近い個所もでできます。
これで地盤改良は完了。
次回は基礎工事をご紹介します。
こちらが既存の石油ボイラー
2007年製でちょっと早すぎるようですが、
修理不可能となってしまいました。
まずは機器の撤去。
前回の工事の時に通しておいた配線を伸ばし、
200Vの配線を行います。
今週月曜日に現地確認し、交換まで5日。
寒い時期に故障しなかったのが幸いでした。